リスティング広告、アフィリエイト広告、アドネットワーク広告、SEM…等々、ネット広告の手法にはさまざまな種類があってイマイチわかりにくいですよね。
これからHPで広告を出したいと思われている方にこれだけは知っておいてもらいたい、代表的な5つのインターネット広告の手法をまとめました。

リスティング広告

リスティング広告は、GoogleやYahoo!などの検索エンジンでの検索結果に表示される広告で、検索キーワードに連動した広告が表示されます。
クリック課金であるため、広告が表示されただけでは料金は発生せず、クリックされてからはじめて料金が発生します。
費用対効果が高い広告手法といえますが、入札方式で単価が決定されるため、競争率が高いキーワードは高額になります。

たとえば、Googleで「リフォーム」で検索すると、以下のような検索結果が表示されます。

リスティング広告-例

通常の検索結果の上部と右側に表示されているのがリスティング広告で、各リンクの左側に「広告」と書かれているのがお分かりいただけるでしょう。

Googleでは、これまで上部と右側にリスティング広告を表示していましたが、2016年2月22日ごろから右側の広告枠が廃止されることとなります。

これはモバイル端末での検索体験との統合を狙ったものと考えられています。
この動きにYahoo!など他の検索エンジンも追随する可能性があるので、リスティング広告を検討されている方は要注目です。

アフィリエイト広告

アフィリエイト広告は、ASP(アフィリエイトサービスプロバイダ)を通し、Webサイトやブログなどの媒体に広告を掲載する手法です。
成果報酬を採用している場合が多く、商品購入、会員登録、資料請求などの成果が発生した時点で報酬が発生します。

ASPで有名なのは「A8.net」「アフィリエイトB」「バリューコマース」などです。
「A8.net」は登録しているアフィリエイトサイトが多いので、ASPを利用するならチェックしておきましょう。

A8.net
出典:A8.net

アドネットワーク広告

アドネットワーク広告は、複数のWebサイトやブログを集めてひとつのネットワークを形成し、そのネットワークに広告を配信する仕組みです。
アフィリエイト広告はWebサイトやブログなどの広告媒体と個別に提携しますが、アドネットワーク広告はひとつのネットワークに対して配信するため、幅広い広告媒体に広告を掲載できるというメリットがあります。

最近では「nend(ネンド)」などのスマートフォン向けアドネットワーク広告も登場しています。
スマホとPCで大きく成果が変わる商材も少なくありません。
自社の商材や顧客の属性を考えて、スマホと相性がよさそうであれば検討してみましょう。

nend
出典:nend

SEO

SEOは「Search Engine Optimization」を略した言葉で、日本語では「検索エンジン最適化」と呼ばれます。
GoogleやYahoo!、Bingなどの検索エンジンからの集客を伸ばすための手法です。
これまで紹介した広告とは異なり、クリックや成果発生のたびに課金はされないので、うまくハマれば非常に費用対効果が高い施策となります。

SEM

SEMは「Search Engine Marketing」を略した言葉で、日本語では「検索エンジンマーケティング」と呼ばれます。
SEOとの違いがイマイチわからないという方も多いと思いますが、SEMは検索エンジンからの集客全般を指す言葉で、SEOとリスティングを合わせた上位概念です。

おわりに

いかがでしたか?
かいつまんだ説明となりますが、最低限の知識があるのとないのとでは、代理店や外注先とのコミュニケーションに大きな差が生じます。
超基本的な内容ですが、上記に挙げた基本的な広告がまだまだ成果が高いです。1つでも上手くいくと売上が跳ね上がるのが今のネット広告ですね。

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