「歌って踊れる」弁護士の○○です。

あなたは名刺交換の際、どんな名乗りをしていますか。
「初めまして。○○会社の○○です」よりも、「初めまして。歌って踊れる弁護士の○○です」と言われた方が、受け取る方のインパクトは強烈だろう。

実際に、私が名刺交換された弁護士にこんな方がおられた。今でもその方のことは忘れられない(良い意味ばかりではありませんが)。

まあ、この弁護士は「歌って踊る」ことと本来の仕事がかみ合っていないので、あまり仕事に役立つとは思えないが、相手と商談をする際など、自分が何者なのかをはっきりさせることは大切なことだ。相手が何者なのか分からないままに会話が終わることは良くあるし、後で名刺を手にとっても思い出せないことは多い。

存在を覚えてもらうのは死活問題

芸能人で見てみると、「1億円の瞳」のキャッチコピーで売り出したのは田中美奈子、「ちょっとエッチなミルキーッ娘」は中森明菜、「ジャンプするカモシカ」は浅野ゆう子というように、(挙げた芸能人の例は失礼ながらちょっと古かったかもしれませんが)どれも個性的で楽しい。
それもそのはずで、スターが矢継ぎ早に生まれる業界で、いかに存在を覚えてもらうかは死活問題なのだ。


キャッチコピーは名刺に刷ったり、ホームぺージに使っても面白い。「特にそんな訴えるものなんかないし」なんて思っていては損。キャッチコピーは言ったもの勝ちなのだ。
「自分の未来はこうありたい」と思っていることをキャッチコピーにすれば、誰にでもできるはずだ。

名前でインパクト

商談などでは、自分に名前を知ってもらうと同時に、相手の名前も覚えるように努力をした方が良い。
人は名前で呼ばれると俄然やる気が出てくる。「ちょっとこれお願いできないかな」より、「○○さん、これお願いできる?」と言われた方が、受け取り方も積極的になる。

それと同じで、「この提案についていかがお考えでしょうか」より、「○○部長、この提案についてはいかがでしょうか」の方が圧倒的にインパクトがある。

あるアナウンサーの方が話していたが、「大物芸能人ほど、インタビューする時の相手のことを事前に調べて、その人の名前で呼んだり、共通の話題を振ったりしてくる」のだそうだ。そうして、そのインタビュアーは相手の大物芸能人に好印象を抱くことになる。

キャッチコピーで検索トップ

たかが名前だが、されど名前だ。あの田中角栄元首相は人の名前とプロフィールを頭に入れることにかけて恐ろしいほど精力を傾けたという。
万一名前を忘れたら「君、名前は…」と聞く。相手が名乗ると「バカモン!それは知っとる。下の方の名前だ」と怒って見せたらしい。これで名前も思い出せるといった調子だ。


だから、それだけの労力をかける自信も、人の名前も覚える才能もないと観念する向きには、せめて自分のキャッチコピーを作って、他人様にそうした苦労をさせないようにしなければならない。

唯一のキャッチコピーで検索してもらうことができれば、検索順位で当然のことながらトップにも来るし、いいことづくめだ。

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