清算時がネック

先日、大手家電量販店に行って買い物をしたときの話しだが、売り場で一通り説明を受けて買う商品を決めてからが大変だった。
いざ代金を支払う段になって、その担当者はポイントについての説明を長々とし始めた。

おまけに、1つ質問をすると確認をするのに広い店内を走り回る。

一生懸命なのは分かるが、結局支払いに入って30分ほども話していただろうか。
途中から煩わしく感じてしまい、最後はとても疲れた。

少し前にスーツを買いに入った大手紳士服店でも、いざ支払いの段になって、粗品を用意するからとか、カード会員になるメリットであるとかをいろいろ説明されて困った。

清算時に「カードを作りませんか」とは業種を問わず他の店でも良く聞かれるが、これが時間も要するうえにとても煩わしいと感じるのは私一人だろうか。これからは、支払いに入ってからも気は抜けない。

「うまい、安い、早い」?

店が客に使わせている時間に対して無神経なのが気に障ってしまう。
販売店の従業員にとっても本来業務以外に忙しさが増している様子で、「店の中で何の改善も話し合われていないのかな」と余計なことまで考えてしまう。

周囲はと見まわしてみると、どうも辛抱強いのか人が優しいからなのか、ゆったりと構えている人たちが多いように見受けたが。

そう言えば、お馴染みの吉野家のキャッチフレーズだが、ネットで調べると1970年代は「早い、うまい、安い」で、1980~1990年代は「うまい、早い、安い」、そして2000年代からは「うまい、安い、早い」となって現在に至っているようだ。

実は私、吉野家は良く利用させてもらっていて、もちろん、そこで何か時間を要したとか、何か困ったといったことがあったわけではない。

しかし、時代によってキャッチフレーズの順番が違っているのが面白く、ここでも「早い」が時代を経るごとに後になっているのが気になる。誰かこの理由を知りませんか?

店舗の面白さを削がないで

インターネットの時代になって、特に日常品の買い物は「作業として処理する」時代とも言われる。
私もネットで買い物をすることが多くなってきた。

一般的に現代人はせっかちと言われる。
ネットで買い物を済ますことができれば、確かに効率的だと思う。
それでも、それだけではやはり面白くない。

買い物の現場は好きだ。リアルな店舗で買い物をすることに、そこでしか味わえない楽しさがある。

いろいろな商品を物色しながら、ああでもない、こうでもないと考えることや、店員とのやり取りもそうだ。

この楽しさを奪って欲しくないからこそ、余計な煩わしさは省いて欲しい。

「そのためのカードの紹介です」と言われそうだが、今はそれが逆になっている。
カードの手続きなら、それこそネットですればいいと思っている。どうなんだろうか。