皆様いかがお過ごしでしょうか。
電話代行という仕事に就いてから1年近くになりますが、未だに少し焦ったり、敬語を使おうと意識しすぎた結果、おかしな敬語になってしまうことがあります。
同じ意味の言葉でも言い方は色々あり、相手によって使ってはいけない言葉や敬語もあるので、もっと勉強しないといけないなと日々感じております。

そこで今回は、ビジネスシーンでよく耳にする敬語を調べてみました。
また、その中でも今回は「構いません」「結構です」「差支えありません」を重視してみました。

まず「構いません」は「構わない」の丁寧表現であり、「構わない」は「差支えない」、「気にしない」という意味です。「構う」には「気にする、気を使う」「差支えが生じる」という意味もあります。そのような否定的な言葉をさらに「ない」と否定することで、「気にしない」「差支えない」=「いいですよ」という許容の意味になるわけです。

ここまでは皆様もご存知ですよね。ですが、実はこの「構いません」は、意味をきちんと理解して使わないと、失礼になってしまうこともある言葉なんです。
一見「ません」とついて、丁寧な言い方に聞こえますよね。ところが、「構いません」は「自分は気にしないです」「自分の都合に差支えないです」という意味になりますので、相手に対して許可を与える、許容するという意味合いになるのです。そのため、目上の人に対して使うことは失礼であるとされています。

また「構いません」と同じような状況でよく使われるのが、「差支えありません」です。「差支えありません」は「支障がありません」「都合が悪くありません」という意味です。
つまり「いいですよ」「問題ありませんよ」ということです。こちらの方は「構いません」と違って、特に自分の都合を中心にして許容するという意味はありませんので、目上の人に対しても失礼にはならず使える表現です。
他によく使われる言葉としては「結構です」の他に「大丈夫です」「問題ありません(ございません)」などになるでしょうか。

「結構です」は「構いません」と同じような理由で、目上の人には使わない方がいい表現です。「結構です」は断るときに使ったりもするので、少しきついと感じる言葉でもありますよね。

「大丈夫です」は自分の都合が「大丈夫」だという、自分中心に判断する言い方なので、目上の人に使うには失礼な表現です。最後に「問題ありません(ございません)」は特に失礼な言い方ではなく、敬語として使えますが「OKです」という意味であれば、「差支えありません」とした方が柔らかく丁寧な印象になります。

こうしてあげてみると、一番失礼にあたることがなく、無難な表現は「差支えありません」かもしれませんね。他にも状況に応じて「承知しました」「かしこまりました」などでもよいでしょう。ただ、この言葉も「了承しました」「了解しました」等多くの言い方がありますよね。明日は、このビジネス敬語の使い方のお話をしたいと思います。

ビジネス敬語として今回「構いません」を中心にお話を展開させていただきましたが、間違った言葉ではなくても使う相手や状況によっては使ってはいけない使い方がありました。言葉違いで印象を悪くすることもよくすることもできるので、ビジネス敬語はよく気を付けて使っていきたいと思います。