突然ですが、みなさんは自分の声はお好きですか。
私は、初めて録音で自分の声を聴いた時、自分が思っていたような自分の声ではなかったので、衝撃を受けました。同じような体験をした方は多いのではないのでしょうか。

調べてみると、自分の声について嫌いと答えた人がなんと80%、好きと答えた人がわずか5%、わからないと答えた人が15%という結果が出ているようです。さらに、録音した自分の声を聴いたあとの調査では、嫌いと答えた人は90%以上もいたようです。
こんなにも多くの人が自分の声が嫌いだなんてビックリですよね。さらに調査結果によれば、自分の声が嫌いな人の多くが自分自身に対する否定感を持っているようで、その理由としては、自分が嫌っている自分の本質が表れていて、声が本当の自分のものではないと感じるからだそうです。

私もどちらかと言えば自分の声がとても嫌いでした。しかし、大学の授業で、元NHKのアナウンサーをしていた先生から話し方を学ぶ授業があり、その時に「君は明るくてよく通る声をしているけど、ちょっと幼いよね。子供っぽい喋り方だからもうちょっと口を大きく開けてアナウンサーっぽい喋り方を意識してゆっくり話すともっと良くなると思うよ」とアドバイスをいただきました。
それからは、その授業の時や発表など誰かの前に出て話をする時には、アドバイスを意識して話すようになりました。社会人になって、営業でいろんな人の家を回っている時も意識してお客様とお話しをさせていただいて、先輩社員からはよく通る声だと褒めていただきました。その頃ぐらいから録音をした自分の営業トークをきいても嫌悪感なく、むしろ同期の中で私が一番聞きやすいと思うようになりました。

この電話代行というお仕事を始めてから、以前よりも、より声に話し方に気を張って話すようになりました。目標にする先輩社員の電話対応の録音を聴いて、その人の話し方や声の雰囲気を真似して話したり、自分の録音を聴いてもっと改善できそうな点を探して、次の入電からは意識して話したりしています。入社当初の声と今の声を聴き比べると、自分でもかなり聞き取りやすく丁寧な話し方・声になったなということがわかります。

自分の声があまり好きではないという方も、改善方法を探してちょっとでも好きな声になれるようがんばってみてはいかがでしょうか。

株式会社 大阪エルシーセンター CUBE電話代行サービスグループ
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