こんにちは。近頃随分と寒くなり、すっかり冬の季節となりました。
皆様はこの秋冬、どこかへお出かけになられましたか。
過ごしやすい時期に観光スポットなどを訪れた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

私事ですが、十一月末に、休日を利用して奈良の吉野山へと行ってきました。
吉野は近頃私のお気に入りの場所のひとつで、一昨年くらいから、たまにふらっと一人で遊びに行くのですが、今回は知人を連れて訪ねました。紅葉が綺麗に色づき、お天気も良く、良い日和でした。

吉野には金峯山寺という大きなお寺があるのですが、その蔵王堂の中にある金剛蔵王権現というご本尊様の御開帳がその日までだったので、私達はわくわくして金峯山寺を訪れました。

青く大きな蔵王権現様は恐ろしい形相で、私達を厳しく叱咤激励するかのように見下ろしていました。
けれどお寺のお坊さんたちは皆優しく親切で、ご法話も聞くことができたのですが、とつとつと、私達観光客ひとりひとりの目を見てお話しされる姿が印象的でした。

また、近くでゲストハウスを運営される若い女性の山伏さんと今年の夏に知り合ったのですが、今回彼女を訪ねてお話しすることもできました。

それらお二人のお話の中で印象的だったことを書きたいと思います。
私達は神社仏閣へ行き、よくお祈りをします。けれど、何かを望むということは、欲なのだそうです。
だから、お坊さんたちは、自分のためには祈らないそうです。毎日、自分以外の人たちの為に一生懸命祈るのだそうです。

また、お坊さんたちは毎日修行に励まれます。春から夏は山へ入り、険しい道のりを何日もかけて歩く修行に出かけられますし、冬でも水に浸かって水行をされるそうです。そうして心身を鍛えて、徳を積み、その力を他の人々の為に使われるのだそうです。

そのお話をお伺いして、目からうろこが落ちる思いでした。そして、同時に私はなんて業の深い人間なのだろうと思いました。
自分の望みのためではなく、どこまでも他者のために尽くすということ。その為に、日々自分を律し、厳しい修行に励むということ。仕事でもプライベートでも、私も常にそうありたいと思いました。

ゲストハウスのおかみさんを訪ねた帰りに、再び金峯山寺に戻って夕座勤行を聞くことができました。金峯山寺では朝夕の勤行を無料で聞くことができるのです。
緑豊かな山の中で、お坊さんたちが唱えるお経は清々しく私の心を洗ってくれるかのようでした。

吉野山は桜の季節が有名ですが、オフシーズンも、人が空いていてとても素敵です。
ご興味がございましたら、是非いらしてみてはいかがでしょうか。私もまた訪ねようと思います。

休日に味わい、得た経験も糧にこれからも頑張りますので、CUBE電話代行サービスを今後とも宜しくお願い致します。

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