皆様こんにちは。
6月に入り雨の日もちらほらある今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

先日電車で、高校生の傘が外国人観光客の方にあたってしまい、“I’m sorry.” と謝っているところを見ました。その外国人観光客の方は笑顔で“It’s OK”と答えておられました。
私はそれを見ていて“That’s OK”という表現も使うけれど“It’s OK”と“That’s OK”は、どうちがうのだろうと思いました。

今まで深く考えなかったのですが、ニュアンスの違いが気になったので今回はIt’s OKとThat’s OKの違いについて調べてみました。
中学で最初に習う通り、This に対してThatは自分から遠いものを指します。
時間に関してもThis week=今週 など比較的近い場合時間に関してはThisを使用します。 これに対してat that time=あの時 は時間的に距離があるのでThatとなります。

相手の話しは自分の話ではなく距離があるので、Thatを使用するというわけです。
【Thatは相手にリアクションをする時に使う】と覚えておくとよさそうです。

例えば、相手の話の内容に、『いいね』『すばらしいね』と相槌する時はThatの表現として、
That’s great! を使うことができます。
Aさん:I’m going to London for vacation=休暇中にロンドンにいくんですよ。
Bさん:That’s great!=いいですね!
このように、会話で便利に使うことができます。
相手の話の内容によっては、That’s too bad=残念ですね/大変ですね も相槌として使います。
例えば、
Aさん:I caught a cold.=風邪をひきました。
Bさん:Oh! That’s too bad=まあ!大変ですね
このように使うことができます。

では、Thatに対しItを使うときはどんな時かというと、
【Itは相手に質問された時、自分の感想を述べるときによく使う】表現であるそうです。
少しの違いですが、覚えておくと会話がスムーズになります。
例えば、
Aさん:How was the book? =本はどうだった?
Bさん:It was excellent. =すばらしかったよ。
など、レストラン、本、映画などはどうだったか聞かれる場合、たいていは単数の、レストラン、映画なので、複数形のものでない限りはItが使えます。
It was boring. =退屈だった
It was great. =すばらしかった
このように、自分の感想を表す表現をいくつか持っておくと便利だと思います。
海外の方と会話する際に、特に雑談の時はレストランはどうだった?週末の旅行はどうだった?など感想を聞かれることも多いですから、It was~の表現を使うと、うまく会話することができそうです。

それでは、話は最初に戻りますが、I’m sorry.と言われた場合は何を答えたらいいのでしょうか。
結論から言えば、どちらも使うことができます。

It’ OKは自分の感想なので私は大丈夫ですよということを特に表現したい時に使用し、
That’s OKは、その行為自体に、いいですよと伝えたい時に使うと言えます。
ネイティブスピーカーの方は意識せずに使っている場合もあるかもしれませんが、何気ないニュアンスを知ることができて興味深かったです。
今後もより良い受電応対ができるように英語学習を心がけて参りますので、どうぞ宜しくお願い致します。

CUBEの英語対応の電話代行サービスはこちら

株式会社 大阪エルシーセンター CUBE電話代行サービスグループ
CUBE電話代行サービスでは、実際に電話応対をしているオペレーターが、電話代行サービスの魅力やビジネスに関する情報を発信しています。日頃の電話応対のノウハウや様々な業種の導入事例等、電話応対にお悩みの企業様や、電話代行を検討している方は是非ご覧下さい。