皆さまは、滑舌に悩んだことはありませんか。

滑舌とは、はっきり発音をするための舌や口の滑らかな動きのことを指し、元々、アナウンサーや俳優など言葉を仕事にしている方の間で使われていた専門用語が一般的に広まったと言われています。

滑舌がはっきりしないと、上手く話が伝わらなかったり、聞き手に何度も聞き直しをさせてしまったりで、お互いイライラすることがあると思います。

そのため、滑舌を良くすることは、自分の言いたいことを明確に伝えるための重要なスキルの一つで、円滑なコミュニケーションを取る上で、欠かせません。

私も日々業務を行なう上で、滑舌に悩んだことがあったので、今回は滑舌を良くするための方法について、お話したいと思います。

1. 姿勢を正し、リラックスする
曲がった姿勢が続くと肩回りや首の筋肉が固まってしまい、筋肉が緊張状態に陥ります。
その状態ではうまく発声も出来ず、無理に声を出そうとすると喉にも負担をかけてしまいます。
コツは腰から頭が一直線になるように意識をし、声が出しやすい状態をつくることが大切です。また姿勢を正すことで筋肉もリラックスし、筋肉が動きやすい状態を保つことができます。

2. 口をしっかり動かして話す
日常的に口をあまり動かさず話していると、口周りの筋肉が固くなり余計に口が開きにくくなります。
さらに口の開きが小さいと舌も滑らかに動かず、音もこもってしまいます。
アナウンサーの方の口元を見ると大きく口を動かしているのが分かります。
しっかり口を開けて話すことも滑舌をよくするポイントの1つです。

3母音をはっきりと発音する
日本語のほとんどは母音+子音で構成されるため、母音を集中的に訓練しきちんと発音することによって発音がかなり改善されると考えられています。
効果的な方法としては子音をすべて母音に変換して音読をする母音法があります。

例えば「ありがとうございます。」は「あいあおうおあいあう」、「よろしくお願いします。」は「おおいうおえあいいあう」と変換されます。
一音一音を切って発音することで言葉の切れが良くなり、発する言葉がより明晰になります。

4.早口で話さない
人が聞取りやすいのは1分間で300文字程度、といわれています。
同じ内容であっても話されるスピードによって理解度が違ってきますよね。
早口だと自覚がある方は少しゆっくり話すことを意識したり、相手が話すスピードに合わせて話すように気を付けることだけでも、相手との会話がスムーズになるかもしれません。

今回は、簡単に取り入れられるものをご紹介しましたが、慣れるまで何度も意識して繰り返すことが大切です。

今後も日々上記のことを心掛けていきながら対応に努めてまいります。

《参考文献》
・母音法でことばを聞き取りやすくしようhttps://talknavi.co.jp/commu/training2_vowel/
・滑舌が悪い人の原因とトレーニング法https://docoic.com/54577

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