先日熱中症についてのニュースを見て驚いたのですが、
意外にも同じ気温でも湿度の高い日の方が熱中症になりやすいそうです。
今年は熱中症で運ばれる方が増えているそうですので、
皆様も水分や塩分補給など、十分な熱中症対策をしてください。

さて、電話をする上でほぼ必ず使用する言葉が「もしもし」です。
私達も普段何気なく、当たり前に使用している言葉ですが、
言われてみれば「もしもし」とは、どういう意味なのでしょうか。
疑問に思い少し調べてみたところ、実は奥深いことがわかりました。

日本で電話が開通したのは明治23年で、
当時は電話交換手に相手の番号を伝えて繋いでもらう形式でした。
その時の第一声は『オイオイ』だったそうです。
なぜ『オイオイ』だったのかは不明ですが、
『オイオイ』と呼びかけて交換手に繋いでもらい、
相手が出ると『オイオイ』と言って注意し、先方から「ハイ、ようござんす」と返事があれば、
そこから用件を伝えるという流れだったそうです。
今から考えると、『オイオイ』なんてずいぶん乱暴な言い方な気がしますが、
当時は電話を持っている人は偉い人しかいなかったという背景を考えると、納得できます。

では、なぜ『オイオイ』から『もしもし』に変わったのかというと、
その理由は当時の電話交換手のほとんどが女性であった事に由来するようです。
「これから言いますよ」という意味で、「申します申します」と言っていたのが縮まって、
『もしもし』になったそうです。

今まで何の疑問も覚えず当たり前にしようしていた言葉でしたが、特に衝撃的だったのは、
この『もしもし』という言葉は、ビジネスには不向きだということです。
理由は前述でもありました通り、「申します」を“省略した”言葉だからだそうです。
ビジネスでのやり取りでは、省略した言葉は失礼に当たりますので、
電話の時の代名詞とも言うべき『もしもし』という言葉は不適切になってしまいます。
では『もしもし』の代わりにどのような言葉を使ったらいいのでしょうか。

●最初にお電話に出る際は・・・『はい』や『お電話ありがとうございます』
  これは会社様や個人宅でもそうされている方が多いと思います。
●お電話の途中で呼びかける場合は・・・『恐れ入ります』などクッション言葉を使う。

身に染みてつい使ってしまいがちな『もしもし』ですが、
ビジネスシーンではそのクセをなくし、クッション言葉を使っていこうと思います。

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