ビジネスの現場では社内外問わず、さまざまな方とお話しされる機会が多いと思います。
もちろん、お話しされる機会の頻度というものは、職種や会社ごとにかなりの差が出るとは思いますが、全く誰とも会話をせずに毎日お勤めされるということは稀かと思います。
お話しされる相手というのも、毎日顔を合わせる方や、社外の人でめったに会わない方、もしくは初めて会話をしますが、もう二度とお話しする機会のない方など、文字通りさまざまな方々とのご縁があるかと思います。

また、もちろん人それぞれ性格や考えている事に違いがありますので、本当に社会で生活する上で、多種多様と言うのはこういうことなのかと常々思います。
そういった様々な関係性や人格がある中で、なかなか自分を覚えてもらう、または好感を持っていただくというのも難しいと思います。同じことをしても、Aさんからは好感をもたれて、Bさんにはあまりよく思われないということなんて、それこそ日常ではよくある事かと思います。

その為、簡単に好感度を上げられるかもしれない心理学を一つご紹介したいと思います。
皆様は「ネームコーリング」という言葉はご存知でしょうか。文字通り名前を呼ぶということなのですが、会話をする上で相手の名前を呼ぶという事です。
人間は無意識に自分の名前を好ましいものと感じており、「あ」から「ん」までのひらがな全てに点数をつけてもらう実験をすると、自分の名前にある文字に高い点数をつける傾向があるそうです。また、自分と同じ名前、もしくは近い名前に親近感や好感を抱く事もよく言われております。こちらはネームレター効果と呼ばれております。

何度も名前を呼ばれると、この人は自分に好感を持っていると人は無意識に感じるそうです。その為、「○○の資料はどうでしたか、Aさん」「ところでBさん」とはさめるタイミングで名前を呼ぶと、呼ばれた方は認識されている、好感をもたれていると無意識に思うそうです。勿論しつこすぎると不自然ですが「あなた」や「君」といった名前以外で呼ぶ方法は、自分に無関心であると思わせて逆効果という傾向もあるようです。そういう言い方をされるよりはきちんと相手の名前を呼んだ方が分かりやすいですし、効果的というものが心理学のネームコーリングと呼ばれているものです。

単純ですが会話の内容も明確になりますし、もしされていない方は一度お試しいただければと思います。