コミュニケーションの印象形成において、「声」は大きな比率を占めると言われています。
もし滑舌や声の質が悪いと、様々な場所で不利になってしまう可能性があります。
滑舌が悪いと小さい声になり、また、はっきりしない声になりがちです。
例えば、相手から何度も聞き返される、発表の場で意見が思ったように伝わらない、
などといった場合も原因は滑舌の悪さにあるかもしれません。
また、普段の生活や仕事で不自由に感じる場面が多くなり、相手への印象も悪くしてしまう可能性もあります。

声はその人の印象を決める上でも大事な要素となっています。
専門用語としての「滑舌」の定義は、「舌の回りが良いこと」となります。
滑舌が悪くなる理由として挙げられるのは、「唇と舌が上手く動いていない」、
「口角がきちんと上がっていない」、「母音を正しく発言出来ていない」という3つです。
その改善策として、滑舌を良くするためのトレーニングがあります。

一つ目は『口回りの筋肉を鍛えること』。
口回りの筋肉が弱いと、滑舌が悪くなることがあります。
改善方法としては「思い切り笑う」ことが効果的なようです。
人に見られると恥ずかしいくらい、顔をくしゃくしゃにして笑ってみましょう。
笑うことは口回りの筋肉を鍛える上でとても効果的な方法です。

二つ目は『舌の筋肉を鍛えること』。
舌の筋肉を鍛えるというとイメージしにくいかもしれませんが、
顔の正面と天井が平行になるくらいまで天井を向きます。
そして、舌を天井に向けて思い切り突き出します。
数秒後、舌を戻して正面を向き直します。
これを数回繰り返すことで舌の筋肉を鍛えることが出来ます。

三つ目は『腹式呼吸をマスターすること』。
呼吸は滑舌の良し悪しに影響があると言われています。
腹式呼吸のポイントは、空気は鼻から吸う・背筋を伸ばす・肩は動かさない、という事です。
息を吐くときにお腹がへこみ、吸うときに膨らめば、それが正しい腹式呼吸となります。

私は実際にこれらの方法を試し、滑舌が良くなるように日々実践をしています。
今後受電をしていくにあたり、お電話を頂いた方に聞き取りやすい滑舌で話せるよう努めてまいります。