日々お電話をお受けする者として、正しい敬語・言葉づかいを用いるということはできて当然です。しかし、正しいと思い込んで使用してしまっている場合や、間違いであるとわかっていてもついクセで使用してしまうこともあるかと思います。そのようなことがないよう、いま一度、ビジネスマナー・電話での言葉遣いNG集を調べてみました。

■「A部長はいらっしゃいますか」と先方に聞かれた場合
×「A部長でございますね」
○「Aでございますね」
社外の方と話すときは自分の上司であっても、敬語は使いません。

■電話がかかってきて、名指し人が休みの場合
×「○○は本日お休みをいただいております」
○「○○は本日休みをとっております」
休みを与えているのは自分の会社なので、「休みをいただいております」は、自社に対しての敬語となり相手に対してではありません。そのため、正しくは「休みをとっております」となります。「○○は本日休みを取っております」がストレートすぎる場合には、「申し訳ございません、○○は本日休みを取っております」と一言付け加えると丁寧な印象になります。

■相手の名前や番号を聞きたい場合
×「お名前を(お電話番号を)頂戴してもよろしいでしょうか」
○「お名前を(お電話番号を)うかがえますでしょうか」
名前や電話番号は「いただく」ものではないので「頂戴する」はNGです。
「うかがえますでしょうか」が正しい使い方です。

■伝言を頼まれた場合
×「かしこまりました。○○に申し上げておきます」
○「かしこまりました。○○に申し伝えておきます」
これは、謙譲語と尊敬語の区別がついていないために起こる間違いです。
「申し上げる」は、目下の者から目上の人に物を言うときに使う謙譲語であり、
電話をかけてきたお客様に対して使う言葉として適当ではありません。
「申しておきます」または「申し伝えておきます」が正しいです。

■(応用編)遅刻の連絡がきた場合
「○時にそちらにお伺いする予定なのですが、10分ほど遅れてしまいます。ご担当者様に遅刻する旨をお伝えください」という電話があった場合、「10分の遅刻でございますね」と復唱するのではなく、「かしこまりました。ではご到着は15時10分でございますね」と言うように、“遅刻・遅れる”といったマイナス表現は避けるのがお客様への気遣いです。
社会人として、受電のプロとして、正しい敬語、そしてお客様への気遣いがしっかりできるよう、常々心がけてまいります!

(参照HP:http://www.hitachi-solutions.co.jp/column/tashinami/keigo/index04.html
    :http://u-note.me/note/47489407)