「日常では意識していなくても電話になると早口になる。」
また、普段通りに話しているつもりでも早口になっているということはよく聞くお話です。

かくいう私も、電話だと緊張して普段より早口になるということがしばしばあります。
それだけではなく、直接お話していると問題ないのに電話だと何故か早口に聞こえて聞き取りにくいということもあるかと思います。
私自身の話で恐縮ですが、電話応対になると「とにかくお客様に早くお伝えしなければ」、「早く要件を伝える方が親切なはずだ」などと気が急いて自然と早口になってしまうように思えます。

ビジネスにおいて、相手が聞き取りやすいように話すというのはマナーにあたると言われています。
もちろん、過度にゆっくりしすぎるのも会話のテンポが悪くなってしまう可能性がありますが、適度にゆっくり話すと相手に安心感を与え、相互理解が早く、結果的に早く話すよりスムーズにお話が進みます。
せっかく大事なお話やお客様に有益なサービスのお話をしていても、早口だと理解されず、聞き流されるだけに終わりかねません。
また早口になるがあまり、相手の話中に被ってしまったり遮ってしまったりすることが続けば、ちゃんと話を聞いてくれているのかな?自分と話したくないのかな?と相手に不安や不快感を与えることにもなってしまいます。

聞いた話によると、相手の言葉が終わった後に「ウン」と一呼吸置くと、会話に間が出来てより聞き取りやすくなるそうです。
そのお話を聞いた時は、会話で間を空けるのは返事をしないと思われて失礼かもしれないと心配したものですが、実際に行ってみると思っていたより大きな間隔でもなく、むしろ焦って話し出すようなことが減ったように思います。
間を取らずに話し続けると、手拍子がどんどん早くなるように、会話もどんどんスピードをあげていってしまいがちです。
本人の自覚がない場合や自覚があってもどうしても早口になってしまう等、早口をすぐに改善することはなかなか難しいですが、“相手が話した後に一つ呼吸を置く”という意識をするだけでも変わるように思います。
また、会話の間とは別に、普段より口を大きく開けるようにして話すと滑舌がよくなり、かつ話すスピードも落とせるそうです。

私もお客様に聞き取りやすく安心感を与える電話応対ができるよう、自分自身でも改めて意識をしてまいります。