昨日は、ホスピタリティについて、私の実体験を交えて書かせていただきました。

今回は、研修で学んだホスピタリティの実践の仕方について、ご紹介させていただきます。

先生のお話によると、ホスピタリティとは、観察、洞察、行動の繰り返しなのだそうです。

例に挙げてみますと、
『出かけようと思って、空を見上げると、雲がかかっている。これは雨が降りそうだ。傘を持って出かけよう。』

これが観察、洞察、行動なのだそうです。

具体的には、『空を見上げると、雲がかかっている。』が観察、『雨が降りそうだ。』が洞察、『傘を持って出かけよう。』が行動です。

これは、結構、何にでも応用出来て、例えば研修では、先生のポーチを題材に観察、洞察、行動を考えました。

私たちのチームが考えたことの一つをご紹介しますと、
『先生のポーチは軽そうだ。実用性を重視しているんだな。何かプレゼントをする時には、実用性のあるものを贈ろう。』
となりました。

こういうことは、普段、私たちがそれぞれ大切に思う人たちに対して、自然としていることですよね。
そのアンテナを広げて、誰にでもホスピタリティを発揮出来たら、素敵だなと思います。

先生が仰るには、観察は【事実】なので、そのまま現実を捉えることですが、洞察は【自分自身で想像して考えること】なので、間違えることがあります。

先の例で言いますと、先生のポーチが軽いからといって、必ずしも、実用性を重視しているとは限らないですよね。

好きなデザインのものが、それしかなかったのかもしれないですし、そのポーチも実は先生自身で買ったのではなく贈り物の可能性もあります。

間違った洞察から導かれる行動は、時に失敗となってしまうかもしれません。

実用性を重視した贈り物をしたとして、あまり喜んでもらえなかったり、使ってもらえない可能性もあります。

けれど、先生曰く、ホスピタリティを養う上で大切なのは、失敗を恐れない事なのだそうです。

なぜなら洞察力は、経験値が増えれば増えるほど上がるものだからです。

5回の経験から導かれた洞察なのか、10回なのか、はたまた100回からなのか。
データが増えれば増えるほど、当然ながら成功する確率は上がります。

また、経験を重ねると慣れることができ、リラックスした状態で考え、行動することが出来ます。

私も若いころは、会社の飲み会などで、気を使わなければと焦るあまり、ぎこちなくなってしまったり、気付くべきことに気付けないで落ち込んだりということが、しょっちゅうでした。

けれど、今は意識しなくても、こうしようと思えますし、また、うっかり気付かなかったり間違ってしまったとしても、くよくよ気にせず、「こういう事もあるんだな、次から気を付けよう。」と思えます。

まだまだ仕事は未熟で、反省も多いですが、このCUBE電話代行サービスでホスピタリティを発揮出来るようになる為、日々、観察、洞察、行動を意識して頑張ってまいります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。