最近ふと自分が社会に出始めたばかりの事を思い出しました。
学生時代に販売のアルバイトを始めましたが、働くという事がどんなことか分かっていなかった為、未熟な行動で先輩方に迷惑をかけながら、経験をさせて頂きました。
今の私があるのは、もちろん先輩方のご指導のおかげでもあるのですが、1冊の本の影響が大きいと感じます。
幼いころから本が好きでよく読んでいましたが、学生時代は遊びやオシャレに夢中で、本から遠のいていました。再び読み始めたのは就職活動を始めたころで、単純に憧れのショップの本を見つけた事がきっかけだったと思います。
その本には、そのショップが接客サービスや顧客満足に非常に力を入れている事、結果、生みだされた数々の伝説的なエピソードとともに「かゆいところに手の届く接客」などの理念と、それを実現させるためのノウハウが凝縮されていました。
私はその本を読んだとき、衝撃をうけたのを覚えています。アルバイトの立場でしたが、
販売の仕事をしていながら、お客様に喜んでいただくという事について本気で考えたことがなかったからです。就活もなんとなく今までやってきた販売をやろうという程度で、将来へのビジョンがありませんでした。
他にも某有名ホテルやレストランの本を読み、今の自分に出来る事、就職したらどんなことをしたいのかを真剣に考えました。
その時に思ったのが想像力です。お客様は今どんな事を思っているだろう?どんな事をしてもらったら嬉しいかな?どう声をかけよう?意識して考え行動しました。
次第に、感じのいい店員さんと言って頂けることが増え、先輩にも成長したねと言って頂けるようになりました。曖昧だった就活も、もっとじっくり接客をしてみたいと、セルフレジのお店でなく接客メインの会社に絞り、無事に就職することが出来ました。
就職してからも色々と経験し立場は変わっていきましたが、ずっと根本にある「お客様を喜ばせたい」という気持ちは変わらなかったです。
それは販売から離れた今も同じで、電話代行の仕事でも活きていると感じます。
電話の先の方の気持ちを想像して声をかける。どんな状況でもなるべく気持ちよく終話して頂く。顔が見えない分、テクニックが必要で難しさもありますが、やはり根本に持っている気持ちは同じだなと感じます。
対面でなく、対応する件数も多いため、忘れそうになることもありますが、そんな時こそ、
あの本で学んだことを思い出して初心を取り戻したいと思います。

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