ストレートネックという言葉をご存知でしょうか。
ストレートネックとは、文字通り首の骨がまっすぐになっている状態を指します。
本来、首の骨は緩やかに外側に反ったようなカーブを描いているものなのですが、そのカーブが小さくなり、まっすぐになってくる状態のことです。

これはスマートフォンを頻繁に操作したり、パソコンで長時間作業する人達の間で増えており、新たな現代病とも言われています。
ストレートネックになる原因は、長時間のデスクワークやパソコン作業、スマートフォンの操作により、首を前に出し前かがみの姿勢を長く続けることにあります。大人の頭の重さは4~5キロ程あり、その重さを支えることで、首の骨のカーブが失われてしまうのです。

ストレートネックになってしまうと、肩こりをはじめ頭痛やめまい、吐き気や不眠症の症状を引き起こしてしまうとも言われています。しかし、パソコンやスマートフォンは現代人の必需品になってしまっているため、使用する頻度を減らすということは難しいことだと思います。

私達電話代行の仕事でも、パソコンを使って業務を行っています。
お電話をお取りした際は、ご契約者様からのご指示内容やご教示いただいた資料を、パソコンで確認しながら応対しているので、電話代行の仕事にとってもパソコンは必需品です。私達のようにパソコンを頻繁に使用して仕事をする場合は、作業時の姿勢を改善すると首への負担が軽減できるそうです。

・ディスプレイまでの距離は40㎝以上
・椅子の高さは座った時に足の裏の全てが地面に着くようにする。もし届かなかったら足元に箱などを置いて調整
・背もたれのついた椅子にゆったりと座る
・肘はなるべく体の近くにし、作業する姿勢で肘を90度曲げた時に、指が自然と届く位置にキーボードがあること

上記のような作業時の姿勢の改善と合わせて、ストレートネック対策運動もあります。

1.頭を5秒ずつ左右に倒すようにする(4往復)
2.顔を5秒ずつ左右に向ける(4往復)
3.最後に首をゆっくりと回す(2回)

一日中パソコンで業務をしていると、やはり体が凝り固まってしまうので、私も業務時の自分の姿勢を見直し、首の運動もするようにしました。これらをすることで、肩こりも少し改善されたように思います。

パソコン作業は現代の仕事に必須ですので、皆様もできる限り首に負担をかけない正しい姿勢が取れる環境を作っていきましょう。