いつもブログをご覧いただきまして、ありがとうございます。
突然ですが、皆様は呼吸について意識されたことがありますか?
先日、呼吸についての本を読んだのですが、お仕事に活かせると思い、実践していることがありますので、是非ご紹介させて下さい。

生命維持の為に活動しているものに心臓や脳、呼吸などがありますが、その中で唯一、自分でコントロールが出来るのが呼吸です。
腹式呼吸、深呼吸というのは心を落ち着かせたりする際に有効ですが、正しいやり方を行うと緊張やストレスといった交感神経と、リラックス、休息といった副交感神経のバランスが整うそうです。

やり方ですが、まず基本は、「呼」「吸」という名前のとおり、「吐いてから吸う」ということです。
体の中の悪い空気を吐き出す気持ちで、ゆっくりとお腹から吐きます。吸うときは意識をしません。吐くと必要な分だけの、空気が自然と入ってきます。この時に大切なのが、お腹で息を吐くということです。普段意識をしないと、胸で呼吸をしてしまいますが、胸に意識がいくと胸が重くなります。お腹に意識が下りると、重心が下に下がって気持ちが楽になるそうです。
それに慣れてきたら、おヘソの5㎝下にあるといわれる丹田を意識して、息を吐きます。丹田は気海丹田とも言われ「気」の出入り口になっている場所です。

私が入社してすぐにに先輩が「焦らず落ち着いて!」というアドバイスをデスク上に貼って下さいました。
電話が鳴っていない時にはそれを見て、落ち着いて対応しようと思うのですが、慣れない電話応対に緊張してしまい、焦って上手く言葉が出てこなかったり、的確な判断が出来ないことがあります。また、なぜか気持ちがソワソワして、集中力が保てないことも…。気がつくと、たしかにそんな時は自然と呼吸が浅くなり、胸で呼吸をしていました。そこで、意識をして腹式呼吸にしてみると、最初は違和感がありますが、気持ちが落ち着いて、不思議とゆとりのある応対が出来ました。

私たち電話代行のお仕事は、クライアント様からいただいたご指示を的確に実行し、お電話口の方のお話を正確に理解して報告するということが基本です。そのためには、じっくり傾聴すること、気持ちを込めながら冷静に応対することが重要です。だからこそ「焦らず落ち着いて!」とアドバイスを下さったのだと改めて感じました。

まだまだ未熟な新人ではありますが、今日も落ち着いてしっかりとした応対が出来るよう日々精進してまいります。