皆様はお仕事をしていて「緊張する」という事はありますでしょうか。
何かプレゼンテーションをする、取引先の方と初めてのご挨拶をする等色々あるかと思います。
電話応対も対面で誰かと話す事は無いとはいえ、声や話し方だけで印象等の全てが決まってしまうので私はとても緊張してしまいます。

緊張するのは人の「防衛本能」です。
人間には、自分自身が実際に感じていること、その感情を抑えこもうとすると、実は余計にそれがクローズアップされる、余計に湧き上がってくるという特徴があります。

「緊張」という現象は血液中のノルアドレナリン値が上昇して起こります。これは覚醒や興奮に関係している神経伝達物質で、脳の青班核というところにあるノルアドレナリン神経から分泌されます。このノルアドレナリンは、緊張や不安を感じたときに活発に分泌され、自律神経の交感神経を活性化します。そして、交感神経が刺激されると心拍数や体温、血圧が急上昇するため、動悸や発汗、震えなどの症状が起こるのです。

「どうしよう!緊張して声が震えた・・・手も震えている・・・ミスをしてはいけない・・・緊張しないようにしなきゃ!」と、緊張を意識することによって、ますますそちらに自分の意識がいくことがあります。要するに緊張を抑えこもう、緊張しないようにしようとするわけです。
しかし、緊張を感じないようにしようとしても、緊張しているのはまぎれもない事実です。

緊張は決して悪いものではありません。本来大事な人の反応です。緊張するからこそ、頭の回転が上がり、緊張するからこそ、筋肉が固くなって強い力を出せます。
ある程度の緊張感は、自分の力を十二分に発揮する上でとても大切なものです。
大事なことは、緊張しないことではなく、「緊張が相手に出来るだけ伝わらないこと」です。

緊張した時の対処方ですが、まずは「緊張している自分に気づく事」です。
緊張に気づくポイントは2つあります。
1つ目は、自分自身の「呼吸」です。緊張しているときの呼吸は必ず「浅い」です。そして声はお腹からの声ではなく「喉」から出ます。呼吸が早いな、声が喉から出ているなと感じられたらそこを改善していける第一歩です。

2つ目は、自分自身の「体」です。緊張していると力が入りすぎて、肩が異様に上がってしまったり、手足に力が入りすぎていることがあります。そこに気付いて体の力を抜くことがリラックスを作ることにつながります。リラックスしているときの呼吸や体の状態を作ることで、気持ちのリラックスにつなげられます。

これらに気をつけてお電話口の方に緊張が伝わる事が無い、落ち着いた対応を心がけていこうと思います。