朝晩は冷え込む日もありますが、日中は暖かい日があったり、日が長くなったりと春が感じられるようになってきましたね。
春は、私の好きな季節でもあるので、自然と気持ちがワクワクして参ります。
しかし、暖かくなるにつれて鼻がむずむずしたり、目が沁みたり等、花粉症で苦しい思いをされる方が多いのではないでしょうか。

花粉症は、スギをはじめとする植物の花粉が原因となって起こるアレルギー疾患であり、特にスギ花粉症は冬の終わりから春にかけて、くしゃみ・鼻水・鼻づまり等の症状で多くの方を悩ませます。
花粉症患者の数は年々増加傾向にあるようで、主にスギ花粉の増加が原因ではないか、と言われています。
が、日本では、スギの他にもヒノキ・イネ・ブタクサ・ヨモギ等、約50種類もの植物が花粉症を引き起こす原因とされています。
さらに、お住まいの地域や時期によって花粉の飛散状況に違いがあるようで、私の住んでいる関西方面では、春から初夏あたりに花粉の飛散が多く見られるようです。
花粉の飛散状況を把握し、早めの対策をとることが大切ですので、皆様もお住まいの地域でご確認いただければと思います。

花粉症の症状には、くしゃみ・鼻水・鼻づまりが3大症状であり、異物が鼻から侵入すると、その異物を外に追い出したり体内に入りにくくする為の生体防御反応としてそのような症状が現れますが、アレルギー反応によってそれらが過剰に発現するのが花粉症の症状です。
くしゃみ・鼻水だけの「くしゃみ・鼻漏型」、鼻づまりがある「鼻閉型」、全ての症状が見られる「充全型」と、症状のタイプは様々あるそうで、症状をできるだけ軽くするため、ご自身の症状にあった処置を行うことが大切です。

そして、花粉情報に注意する、花粉の飛散が多い日の外出を控えて窓や戸を閉めておく、外出時にマスク・メガネを着用する、帰宅後に衣服や髪をよく払ってから入室する、洗顔・うがいをする、こまめに掃除を行う等、日常生活で行える花粉症対策は様々ございますので、私も、日ごろから気を付けて過ごしたいと思っております。

花粉症に限らず、お体の不調は、お仕事中にも気になってしまうものでございます。
どうかご自愛いただきますよう申し上げます。