電話代行サービスの使命はクライアントのお客様とクライアントの良いパイプ役になることです。私はこの仕事はとても良い仕事だと思います。クライアント数百社様のお仕事を陰ながらお手伝いできるという点が一番ですが、接客とホスピタリティを向上させられますし、一般常識や様々な業界、企業の勉強もできます。素早く正確な事務処理能力も必要です。それに加えて、人とお話しすることが好きなので、入社した当初からこの仕事が大好きです。好きは好きなのですが、悩んでいた時期もありました。

悩みと言うのは、電話代行は不自然ではないか、という事です。
例えば外出応対をするクライアントの所に同じお客様が何度もお電話をかけてこられた場合、常に“外出中です。折り返しお電話します。”とお伝えすることになります。これでお客様は不審に思わないだろうか。もしお客様がクライアントに不信感を抱くのであれば、クライアントの役に立っていると言えるのだろうか。電話代行の意味とは、などと悩んでいました。

そんな悩みを抱え、もやもやとしながら日々受電をしていましたが ある日 リーダーの一言で悩みが解決されました。
“自分で電話に出られたら一番いいけど、どうしても電話の対応ができないからうちにお願いしてくれているんですよ。私たちが勝手に言っているのではなく、本当にクライアントは外出中の事が多いです。”
灯台下暗し とか 目からうろこ、と言う感じでした。そもそもクライアントが電話に出られる状況だったらCUBEに出る幕はありません。いつも“外出中です。”とお伝えすることに抵抗がありましたが、それは事実なので仕方がないことだとわかりました。すぐにお話ししたいのに繋がらずもどかしい思いをされるかもしれませんが、そのストレスを減らしてスムーズにお話しをつなぐことが私たちの腕の見せ所なのだとわかりました。

機械的に決められたセリフを言うのではなく、“大変申し訳ないのですが、”“あいにくですが”などのクッション言葉を心を込めて使うと、不信に思われることはまずありません。そもそも電話代行という仕事をご存じでない方が多いので、まさかお電話が事務所の外に転送されているなんて思いもしないのではないでしょうか。だからと言って油断しているわけではありませんが、以前より自信を持って堂々と対応できるようになりました。

あまり一般的ではなく、ややこしい仕事ですが、クライアントのお役に立てるのでこの仕事はやっぱり良いなと思います。もしも電話代行を依頼しようか検討中で、私と同じような不安をお持ちの方がいれば、この記事をご参考にして頂ければと思います。