自分では敬語で話しているつもりでも実は敬語ではなかったという経験があります。
私が、意識的に気を付けている敬語を紹介させて頂きます。
言葉は日々変化しており、今は昔と変わってしまったフレーズも多くあります。
しかし、昔と今は違うと言っても通用しないことは多々あります。
ちょっと意識すれば改善できると思いますので、
この機会に自身のことばづかいについて見直してみてはいかがでしょうか。

■「電話番号をいただけますか?」「お名前をいただけますか?」
名前や電話番号はもらうものではありません。
「電話番号(お名前)をうかがえますでしょうか?」が正しい使い方です。

■「○○様でございますね」
お名前を復唱する時に、「○○様でございますね」は間違った敬語です。
正しくは、「○○様でいらっしゃいますね」です。
「ございます」は丁寧語、「いらっしゃる」は尊敬語という違いになります。

■「よろしかったでしょうか?」
その場で承諾を得ようとしているのに、「よろしかった」と過去形になっているため、
日本語としておかしい表現になります。
「よろしいでしょうか?」が正しい表現となります。
(あくまで現在の会話の終わりなどに言う言葉として不適切になりますが、
過去の話に対して「ありがとうございました」と話すのは間違いではありません)

■「○○させていただく」
「○○させていただく」というのは使い勝手のいい言葉ですが、
大抵の場合は別の言葉に置き換えることができます。
また、使い勝手がいいので同じ言葉を連発してしまうことがありますので注意しなければいけません。
本来の使い方としては、相手に許しを請うことによって、ある動作を遠慮しながら行う意を表します。
相手が存在しない場合はおかしな表現となるわけです。
例) 誤⇒この内容で実行「させていただきます」
   正⇒この内容で実行「いたします」

■「とんでもございません」
「とんでもない」は、ひとつの言葉なので、「ない」を「ございません」に置き換えることはできません。
「とんでもないことです」が正しい表現です。

■「休みを頂いております」
社外の人に休みをもらっているわけではありませんので、「頂く」は間違いです。
「休みをとっております」が正しい表現です。
特に社外の人に伝えるときに注意が必要です。