英語のお電話を受電するグループに所属しています。先輩方のエレガントでスムーズな対応に比べて、自らの至らなさに落ち込むことも多いですが、英語でも日本語でも良い対応ができるように勉強する毎日です。クライアントのイメージを損なわないために、日本語で正しい敬語を使うよう心掛けるのと同様に、英語では文法に注意をしています。今回は受電の際によく使う表現で、気になっていた助動詞の丁寧表現の違いについて調べてまとめました。

●『~していただけますか。』と丁寧にお願いしたい時にCan you~?ではなく、Could you~?やWould you~?と言います。その2つの違いですが、Could you~?は「能力的、物理的に可能かどうか」を尋ねる言い方で、ニュアンスとしては「もしかしたら無理かもしれないのですが、~していただくことはできますか」といった感じです。またWould you~?は「相手の意思」を尋ねる言い方で、ニュアンスとしては「差し支えなければ、~していただけますか。」という感じです。
・Could you hold on, please? ⇒少々お待ちいただけますでしょうか。(可能ですか)
・Would you hold on, please?⇒少々お待ちいただけますでしょうか。(ご迷惑でなければ)

●自分の行動に関して『~してもよろしいでしょうか。』と丁寧に尋ねる場合はCould I~? とMay I~?が良く使われます。こちらでもCould I~?は「可能かどうか」を尋ねる表現で、May I~?は「相手の意思」を尋ねる言い方です。
・のちほど折り返しお電話差し上げてもよろしいでしょうか。(可能ですか)
→Could I call you back later?
・のちほど折り返しお電話差し上げてもよろしいでしょうか。(許可を頂けますか)
→May I call you back later?

色々と調べましたが、結局は“ネイティブスピーカーでも違いがわからない”もしくは“違いはあるが気にせずに使っている”という情報もありました。couldであれwouldであれ、もしくはmay であろうと、丁寧なことに違いはないのであまり気にしすぎることはないのかもしれません・・・しかしながら、ビジネスシーンによりふさわしい表現を使えるよう、今後とも勉強して参ります。お電話であっても言葉よりも感情の方がお客様に伝えられることが多いと思いますので、お客様の気持ちに寄り添った対応ができるよう精進します。