お電話を受電していると珍しいお名前を耳にすることがございます。
普段聞き慣れないお名前に「聞き間違えたかな」と戸惑うこともあり、そういった場合は間違った認識でも失礼ですので、「お電話が遠いようで…」や「念のため恐れ入りますが、もう一度だけお名前を頂けますか」と聞き直しを致します。
そうして自分の聞き取りに間違いがないと思うとご契約者様にメール、もしくは転送をさせて頂いております。
また、最近取ったお電話の中に大変珍しいお名前の方がいらっしゃいました。
受電のプロとしてあってはならないことなのですが、その方のお名前の聞き取りには自信が持てず、しかし、何度も聞き直しをするのも失礼だと思い、お電話をお切りした後に録音の聞き直しも致しました。
それでも、間違いがないかと心配になり、納得する答えが出るとは思わなかったのですが、インターネットにて検索を致しました。
すると、見事にそのお名前についての記事を見つけたのです。
どうやらそのお名前は、東北地方の一部の地域で見られるお名前とのことで、ご契約者様の所在地を確認したところ、やはり東北地方の会社様でございました。
生まれも育ちも関西の私にとって、今までなじみのなかったお名前。
こういった事情を知ると少しだけではありますが、その会社様のご地域を知ることができたという気持ちになり、嬉しくなった瞬間でありました。