ビジネスの世界では、何故、敬語をつかわなければならないのでしょうか? 
敬語は、自分と相手(お客様ならびに主に上司、目上の人、先輩など)との間に、きちんとした距離を置くために活用する必要があるということです。また、相手を敬うという気持ちを正しく表現するために活用するのです。単なる形式ではなく、言葉による気遣いの表現なのです。
これだけは知っておきたい敬語活用の基本的な使い方を紹介します。
■敬語の基本分類は3つ。丁寧語、尊敬語、謙譲語の違いを知ることから始めましょう
◎丁寧語とは、文字通り、丁寧な言葉遣いで相手を敬う言葉のこと。
文末に「〜です」「〜ます」を使う、文頭に「お」「ご」を使う。
具体例/お知らせ・ご報告
◎尊敬語とは、相手に対して敬意を表す言葉のこと。
文末に「れる」「られる」を使う、「お(ご)〜になる」のほか、「言う」を「おっしゃる」と変化させる場合があります。
具体例/社長が見る。→社長がご覧になる。
◎謙譲語とは、自分がへりくだることによって、相手に間接的に敬意を示す言葉のこと。
「お(ご)〜にする」を使う。
具体例/私が見る。→私が拝見する。
■敬語の新しい分類が意味すること
敬語の使い方は時代と共に変化します。敬語の知識として、平成18年11月に文部科学省の文化審議会国語分科会がまとめた「敬語の指針」の5分類を覚えておきましょう。
尊敬語 → 「いらっしゃる・おっしゃる」型 ・・・ 3分類では尊敬語
謙譲語? → 「伺う・申し上げる」型 ・・・ 3分類では謙譲語
謙譲語?(丁寧語) → 「参る・申す」型 ・・・ 3分類では謙譲語
丁寧語 → 「です・ます」型 ・・・ 3分類では丁寧語
美化語 → 「お酒・お料理」型 ・・・ 3分類では丁寧語
■実践の心得は?  言葉遣いは『心遣い』
敬語は電話応対やビジネスの現場における基本的言葉遣いです。
言葉遣いは、『心遣い』。大切なのは、相手を敬う気持ちを持つという心構えにあることを忘れてはなりません。