女性の応募が少ないと悩んでおられる男性経営者向けに、「男女による職場環境への不満の違い」から、「男性経営者が女性採用で考えるべきこと」「女性の応募を増やすためにできること」について解説したいと思います。
女性が働きやすい職場環境に改善するためにできる、3つのことについても解説します。
大事なのは男性視点ではなく、女性視点で職場環境を考えることです。

男女による職場環境への不満の違い

楽天が行った「女性の働き方に関する調査」によると、働きやすい職場環境へと変化していることを感じている女性は約2割にとどまっているとのことです。
男性と女性では、働きやすい/働きにくそうと考える内容に違いがみられ、男性が考える女性が働きにくいであろう理由と、女性が考える働きにくさには差があります。

【男性】
・業務内容への不満
・女性管理職の登用が少ない
・短時間勤務、パートやアルバイトなどの勤務体系が柔軟ではない

【女性】
・職場での人間関係への不満
・同僚の理解・協力が少ない

働きにくい理由として「業務内容への不満」を挙げる女性の割合も多かったですが、主に人間関係の不満と同僚の理解・協力の少なさが働きにくい理由として挙げられています。

参考:女性の働き方に関する調査(楽天・自主調査レポート)

男性経営者が女性採用で考えるべきこと

上記のアンケート結果からわかるように、女性にとって会社の人間関係は一番大きな悩みとなっています。
男性経営者がそのことを理解し職場環境の改善に取り組まないと、優秀な女性社員がなかなか応募してきてくれなかったり、採用しても短期間で辞めてしまいかねません。

「職場での人間関係への不満」が働きにくさに大きく関係していることを理解し、女性社員が働きやすい会社にするためには、業務改善とともに職場の雰囲気の改善に取り組む必要があります。
また、「同僚の理解・協力」も重視されますので、この2つのポイントの改善を検討すべきです。

女性の応募を増やすためにできること

1. 女性社員が活躍していることをアピール
最近は、求職者は会社の雰囲気も重視して応募先を選ぶ傾向があるため、女性の応募が少ないと悩んでおられる企業は、自社採用サイトや求人募集覧に女性社員を登用してみると応募してもらいやすくなるでしょう。

女性からするとやはり女性社員が少なそうな企業は応募しにくいものですし、明るく楽しそうに働いている女性社員の姿は安心感がありますので、女性社員もたくさん活躍していることをアピールするのは効果的です。

2. 育児休暇からの職場復帰のサポート
出産・育児をサポートしてくれる福利厚生が充実している企業であるかどうかも女性は重視しています。
育児休暇が取りやすく、かつ職場復帰へのサポートも充実している企業は、女性が働きやすいと感じる企業であると言えます。

楽天のアンケートでも、女性が職場に求めるのは「育児休暇からの円滑な職場復帰に向けた支援」であるという結果が出ていますので、育児休暇からの職場復帰のサポート体制が充実しているかどうかが女性が感じる働きやすさに大きく影響します。

3. テレワークを導入
最近ではテレワーク(在宅ワーク)を取り入れる企業が増えていて、自宅で働ける勤務体制を取り入れることで女性だけでなく男性の求職者にアピールすることができます。

テレワークなら育児中の女性社員が自宅で働くことができるので、社員にとって非常に大きなメリットがある制度です。
会社にとっても、育児や介護などの理由による優秀な社員の離職を食い止めることができるので、会社にとってもメリットがあります。

アウトソーシングでコストと時間短縮

職場環境や業務改善を実施するには、多くの時間とコストがかかります。
テレワークの導入も女性の応募を増やすのに効果的な方法ですが、コストがかかったり、きちんと運営できるかわからないといった不安があると思います。
徐々に職場環境を改善しつつも、コストを抑えて業務を行うならアウトソーシングを検討されてはいかがでしょう。

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